ホンモノを見抜くホンモノ審美眼

ホンモノを見抜くホンモノ審美眼

昭和時代を長く過ごした方なら知ってると思うけど、レコードにはA面とB面があって、A面はベストテン(懐かしい!)などのTV番組でいつもランキングに入ってるけど、B面は知らない人のほうが多いってことありましたよね?

また、レコードを買ってもA面の曲ばかり聴いてB面の曲はへたすると聴かないって方もいたと思います。

私はちょっと変わり者で皆が大好きなA面よりもB面のほうが”いいな”って思ったらそちらを評価していた人間でした。

詰まるところ、小さい頃からアート全般に敏感で自身の直感だけで好き嫌いを判断するスキルがあります。

良く言えば”自分がある”ということだと思います。

器の世界に魅了されたのは、OL時代に憧れの先輩が自宅でお持てなしをしてくれたことが切っ掛けでした。

作家さんの作られる和食器にお料理が盛るとこんなにも美味しそうに映るんだ!!!とインスピレーションを感じた私はその後狂ったように器を集め始めました。

最初は益子焼と瀬戸焼、次に笠間焼、美濃焼、信楽焼にたどり着き、信楽焼では古谷信男さんのお弟子さんが作られている粉引きと出逢いまたまたインスパイア!!この感動を沢山の方々に伝えたい。

「よし!粉引の器を中心にオンラインショップをやろう!」

と決めIVORYが誕生しました。(お店の由来をあんまり公言してないので知らない人も多いかもね)

芸術に関してはいつも”自分の直感”がメンターとなっている私。

自分のメンターが自分って「なんてセルフィッシュなの…」と思われるかもしれないけれど、日本人にありがちな”〇〇ちゃんと同じものが欲しい”というのには賛同しないタチなのです。

いや、もちろん誰からも人気のアイテムでも「ステキ!」と思ったものはこれからも紹介していきたいし、仕入れたい。

それと一緒に出来れば皆さんにもご自身の直感を信じていただきたいと思います。

口コミ情報とかに流されずに、ご自身の眼でちゃんと判断できるホンモノの審美眼を持てるような、そんなお客様にIVORYの器をお譲りできたら嬉しく思います。

今日から卯月です。ホンモノの器を見て一緒に正しい審美眼を養って行きませんか?

蓋物 :藤田千絵子

ガラス器:末國清吉

漆器:冨樫孝男

♦Storyのある器”IVORY”(作家ものの和食器通販)♦

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